執筆者 吉住 俊佑 | 2018/02/23 | 土地
今年の公示地価では、福岡市および周辺地域では上昇幅を拡大した地域や、下げ止まりから上昇に変わった地域が増えています。 【住宅地】 福岡都市圏19市町の住宅地では17市町が上昇しています。特に福岡市は5年連続で上昇しており、中でも中央区と南区の上昇が目立ちます。 (中央区六本松は地価上昇率が全国で10位となりました) 【商業地】 福岡都市圏で対象となった15市町のうち上昇したのが10市町となりました。特に福岡市は3年連続上昇しており、中でも博多区の上昇が目立ちます。 (県内で前年より2ケタの上昇を出したのは博多区だけでした)...
執筆者 吉住 俊佑 | 2018/02/15 | 土地
一物四価の残り1つ「実勢地価」について続けさせて頂きます。 土地売買は原則その時の時価をもとに行われます。つまり、買いたい人と売りたい人が合意すれば売買が成立することになりますので、その合意した価格が時価となり、当該土地周辺の時価を集計したものが「実勢地価」になります。...
執筆者 吉住 俊佑 | 2018/02/10 | 土地
前回の投稿で土地には価格が4つ(一物四価)あることについてお話しました。 今回はその内容を伝えさせて頂きます。 一物四価とは、「公示地価」、「固定資産税評価額」、「相続税路線価」、「実勢地価」の4つがあります。 「公示地価」とは、土地売買の取引価格の指標とするもので、国土交通省により毎年1月1日に公表されます。全国の主要な地点である約2.3万地点での更地としての価格を鑑定し、3月下旬頃に公表されます(建物がある土地でも更地の鑑定価格が公表されています)。...