今年の公示地価では、福岡市および周辺地域では上昇幅を拡大した地域や、下げ止まりから上昇に変わった地域が増えています。

【住宅地】
福岡都市圏19市町の住宅地では17市町が上昇しています。特に福岡市は5年連続で上昇しており、中でも中央区と南区の上昇が目立ちます。
(中央区六本松は地価上昇率が全国で10位となりました)

【商業地】
福岡都市圏で対象となった15市町のうち上昇したのが10市町となりました。特に福岡市は3年連続上昇しており、中でも博多区の上昇が目立ちます。
(県内で前年より2ケタの上昇を出したのは博多区だけでした)

*地価上昇の要因は、金融政策(低金利)のもと、デベロッパーのマンション用地の高買いや、個人の住宅用地の高買いの競争になっているからと考えられます(土地の需要に供給が足りない状況も高買いを推し進めています)。
空家が社会問題化しているなか・・・??遊休地があるなか・・・??
今後の地価の動向は、「2020年オリンピックまで良いのでは」「もういつ下落に転じてもおかしくない」「2022年生産緑地制度問題(*新制度あり)」と様々ありますが、私たちの資産はこの先どうなっていくのでしょう。